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米国カリフォルニア州のGlycomine社のSeriesBラウンドに参加しました

06/23/2021

当社Remiges Venturesは、Glycomine社(米国、カリフォルニア州)のSeries Bラウンドに参加しました。

Glycomine社は、希少疾患に対する治療薬の開発に注力するバイオテクノロジー企業で、現在、先天性グリコシル化異常症(CDG)の治療薬を開発しています。

先天性グリコシル化異常症とは、様々な組織のタンパク質や脂質の糖鎖形成が欠損する、希少先天性代謝異常症です。同社のリードプログラムであるGLM101は、アンメットメディカルニーズの高い希少疾患であるホスホマンノムターゼ2–先天性グリコシル化異常症(PMM2-CDG)を対象としています。PMM2は、N-グリコシル化経路において必須の糖分子であるマンノース-1-リン酸を、マンノース-6-リン酸から変換する役割を担っています。

PMM2-CDGは、最も多い先天性グリコシル化異常症ですが、FDAに承認された治療法はありません。同社のGLM101は、マンノース-1リン酸を細胞に直接送達し、PMM2欠失に起因する疾患へ対処できるように設計されています。

今回の資金調達によって、患者を対象とした初期臨床試験が推進される予定です。

詳しくは上記リンク先をご参照ください。