News-20220926 - jp

当社Remiges Venturesは、Kupando社（ドイツ、シェーネフェルト）のSeries A Roundのリード投資家としてシンジケーションを取りまとめ、クローズ致しました。同社はドイツ・シェーンフェルトに本社を置く、自然免疫を刺激するTLR4/7作動薬を癌および感染症の分野で開発するパイオニア企業です。
同社は、低分子ベースの薬剤候補を用い、自社または戦略的パートナーシップを通じて、単剤、もしくはチェックポイント阻害剤等の他の薬剤や抗原との併用で複数の適応症におけるパイプラインを構築しています。同社の薬剤候補であるKUP101は、開発中の唯一のTLR4/7作動薬で、TLR4作動薬とTLR7作動薬の2つの低分子を一つの製剤にした薬剤です。現在固形癌の治療および感染症の予防のためのIND取得作業が進行中です。
同社は、カリフォルニア大学サンディエゴ校のDennis Carson教授の研究室が発明した技術に基づき、CEOであるJohanna Holldackによって設立されました。同社の経営陣は、欧米で培ったビジネスと医薬品開発における豊富な経験を持ったメンバーにより構成されています。Remiges Venturesから野々村が取締役として経営に参加し、同社の付加価値向上に務めます。